クラス643 葛 研青 家族に「ありがとう」と伝えよう
氏(shi)名:葛 研(yan)青 クラス:643 指導先生(sheng):王 書(shu)琴(qin)
今まであなたは幾(ji)度家族に「ありがとう」や「愛している」などの愛の言(yan)葉を伝えたか。殘念(nian)なことに、私(si)は一(yi)度も口に出したことがない。ほんの一(yi)言(yan)なのに、なぜ簡単に口に出せないんだろう。
大學(xue)2年生(sheng)の時(shi)、私(si)は脳に炎癥を起こしてしまった。それは死の危機(ji)にさらされるほどの重い病気(qi)(qi)ではないが、薬を1錠か2錠飲めば治れる病気(qi)(qi)でもない。風邪もめったに引かない私(si)には恐ろしい病気(qi)(qi)だっだ。字が読めないのも、話を流暢(chang)に喋れないのも人(ren)生(sheng)の初體験で、怖くて夜眠れない時(shi)もあった。無事に乗り越えられたのは家族(zu)のおかげだった。
病院(yuan)(yuan)は青島なので、両(liang)親が來る前にいろいろと面倒を見てくれたのは弟だった。病院(yuan)(yuan)に運(yun)んでくれたのも、入(ru)院(yuan)(yuan)の手続きを済ませたのも、お醫者さんに応対(dui)してくれたのも弟だった。両(liang)親が病院(yuan)(yuan)に來た後も、毎日(ri)仕事を終えて、食事も取らずに病院(yuan)(yuan)へ様子を見に來てくれた。そして、あいにくな事に私が入(ru)院(yuan)(yuan)していた2週間に弟はずっと夜勤の連続だった。「疲れたな」などと一言も言わなかった弟はその時まだ18歳だった。わがままな弟がこんなに頼りになれるなんて思ってもいなかった。
その2週間に一番印象に殘されたのはある出來(lai)事だった。
ある日私(si)は脳波検査に検査室へ行った。検査を受ける途(tu)中、私(si)は急に倒れた。「姉ちゃん、どうした?大丈夫(fu)?しっかりして!」と言いながら、弟(di)は私(si)を背負ってお醫者さんの所へ走り出(chu)した。あの時は身體(ti)をコントロール出(chu)來なくなったが、意識がまだ完全に無(wu)くしていなかった。弟(di)の身體(ti)や聲の震え、急激(ji)な心臓の鼓動もちゃんと私(si)に伝えてきた。「こんなに心配してくれるんだ!こんなに愛してくれるんだ!一人で戦っているのじゃないんだ」「心配させて、ごめんね。そして、ありがとう。君のお姉ちゃんで本當によかった」と心がいっぱいになった。そして、気持ちも変わった。こんなに頼もしくて愛おしい弟(di)がそばにいて、何もかも怖くなくなった。幸いなことに病気がそれ以上ひどくならなかった。お醫者さんの話によると、倒れた原因がなんとずっと良くなかった気持ちにあったみたいだった。その後、身體(ti)の具(ju)合がどんどん良くなって、無(wu)事に退(tui)院した。
入(ru)院(yuan)していた2週間に私(si)はいろいろと考えていた。「もし重い病気だったら、このまま死んでいけるか?悔(hui)いがないか?今まで何を求(qiu)めてきた?自(zi)分にとって一體何が大切なのか…」と人(ren)生(sheng)(sheng)の交差點に立って真剣に考えていた。心を定め、今までの人(ren)生(sheng)(sheng)を振り返(fan)ってみた。そして、身體の痛みを感(gan)じ、辛さをしみじみと味(wei)(wei)わった。やはり健康と家族(zu)が一番大切だという結論が出(chu)た。元気になって長生(sheng)(sheng)きして、人(ren)生(sheng)(sheng)を思う存分に味(wei)(wei)わっていきたいと思うようになった。長女としての義務を果たし、姉としてやるべきことを全(quan)部(bu)やって、責任を持って胸を張って生(sheng)(sheng)きていきたいと思うようになった。
「ありがとう」や「愛している」などという言葉で家族に愛情をうまく伝えられなければ、行動で伝えればいいと思(si)う。一番(fan)重要なのは伝えることで、形はどうでも良い。今日も心を持って伝えましょう。